2007年02月27日

産む機械

 今更だが、柳沢厚生大臣(だっけ?)の「産む機械」発言について。

1.産む機械について
 世間では女性蔑視だの言われているが私は違うと思う。私は女性だけでなく男性も例えば「働く機械」と思われている、つまり、男女を問わず国民を国力を増強する生産設備と見ていると見た方が適切と思う。

2.厚生大臣の適性について
 上記から感情的な「産む機械」論と適正は別だろう。仮に人間機械論であっても厚生大臣として少子化対策を成功させる能力があれば適性はある。
 しかし、柳沢厚生大臣はやはり不的確だろう。それは「産む機械」という発言ではなく「一人頭でがんばってもらうしかない」(つまり、無策を意味する)という発言による。そういう国民の努力ではなく社会の仕組みが悪いから少子化が進んでいるのであってそれを直すのがあんたの仕事だろう。と言う批判の方が当を得ているだろう。

3.マスコミの鈍感さ
 上記のようにやれ女性差別だと的はずれは批判をしているマスコミ(+野党)であるが、筑紫哲也は2/7の多事争論で「産む機械」を批判しながら、番組中で子供を「つくる」と連発していた。子供が授かるものではなく人の意志で「つくる」ものなら女性は産む機械ということではないか。確かに昨今は子供は「つくるもの」と言う表現が大勢となっているが、この言葉自体が、人間=人間製造機械を意味している。
 このように批判しながら自ら人間機械論に立っている自己矛盾に気が付かないのは見ていて悲しいものがある。

 子供は天(神さま)からの授かりものであるという世界観を失うのは、結局、経済合理性で命を見ることであり、今はそういう世界観となっている。だから、柳沢厚生大臣の発言は不注意であるのは確かだが、彼を批判する人たちも結局は「子供をつくる」と言う言葉を使って自己矛盾していないか振り返って欲しいと思う。
posted by macwin at 01:07| 京都 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月25日

世界一受けたい授業

 毎週土曜日は「世界一受けたい授業」という番組を楽しく見ているが問題があるものがあったので指摘しておきます。

「週刊こどもニュースキャスター」の池上彰氏がいくつか常識の○×を解説していたがその中で2点。

・日本の子供の学力が下がっているというのは間違い。
池上氏の解説
過去の国際ランキングで日本の順位が下がっているという事実があるが、よく見ると最近の日本より上の国は過去のランキングで参加していなかった国ばかりなので実質的に順位が下がっているとは言えない。
  
問題点
 国際順位が実質下がってるわけではないということから学力が低下していないとは言えない。つまり、この場合、国際順位は無関係である。学力低下の真偽は、過去の日本の子供の学力と今の子供の学力を比べて判断するのが素直である。


・格差社会が広がっているというのは一部間違い。
池上氏の解説
 昔は複数世帯が同居していたが、今は核家族化が進んでいるので一人一人の収入が下がらなくても世帯平均の収入は下がるからそう見えている面がある。
 バブルの時はもっと格差があって今の方が格差は小さい。
問題点
 いずれも根拠となるデータ提示はなしだが、特に核家族化と世帯収入の低下は統計上の一問題を指摘しているに過ぎない。そこから論じるなら核家族の比率と世帯収入の過去20年ぐらいの推移を見て相関関係があるかを見る程度のことは必要である。また、仮に池田氏の指摘が的を得ていたとしても、一世帯を維持するための最低コストがあるわけだから、一世帯当たりの収支構造は悪化しているのは自明である。
 次にバブル期云々であるが、今の言う格差社会は「ワーキングプア」のような低所得層の拡大が争点であって、バブル期の成金との格差が争点ではない。よって、明らかな争点ずらしである。


以上から、池田氏の見解はまったくもっておかしい。

 一言で言うと、政府寄り(政府の責任ではないというような)主張である。よって、それを意図的に論点をずらして詭弁を主張しているなら論外であるし、本当に正しいと思っていっているなら能力が低すぎる。学歴を見ると慶應義塾大学経済学部卒業らしいが、経済学部がやたら数字に弱いのか、この人がやたら数字に弱いのかということだろう。
 まぁ、社会に出て思うのは学歴と能力(頭の良さを含む)はマクロ的に見ると大雑把な相関関係はあるが、個々人で見ると、ほとんど相関関係はない。

 以上から、池田氏の他の解説なども基本的にまゆつばであると思って見た方がいいだろう・・・と言うか、見る価値はないだろう。

 この番組で見ていて安心なのはやはり実証的な面が強い、理系の授業だなと感じる。
posted by macwin at 20:35| 京都 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評・評論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月03日

マトリックスの格闘シーン

 TVでマトリックスレボリューションが放映されたので後半だけだが久しぶりに見た。

 ラストはネオとスミスの格闘シーンだが、やはりこれはドラゴンボールの実写版だなぁーという感想を持った。
 中国拳法をベースにした格闘に加えて、空を飛んでの空中戦は舞空術を用いた悟空とベジータとかフリーザとの戦いのようだ。また、地面に大穴を開けるほどにたたきつけるところなどは、ピッコロとの戦いを思い起こす。

 ・・・と言うようにアメリカ映画は、日本のアニメ等で実写版をみたいと思うシーンを作ってくれるのは有り難いと思う。まぁ、かなりの部分CGなのでしょうが。

 あと、ラスボスは顔のある太陽みたいで他でも指摘されていましたが、いかめしさを除けばアンパンマンみたいでちょっと笑えます。どうしてあんな子供が書く太陽みたいなコミカルなトゲトゲが顔に生えてるのだろう?
posted by macwin at 23:50| 京都 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月10日

MRI

 昨年末、健康診断でMRIを受けた。
 いつも思うのだが、MRIは色んな音がいっぱいするのが不思議だ。

トトトトトト、ビー!!!

とか、

ビィーン、ビィーン

とか、

ガコンガコン

とか、多種多様の音がする。うーん、機構的にそういう音がすると言うより、わざと音を鳴らせているような印象だが、そんなことしても患者が不安を持つだけで意味はなさそうだし・・・。

不思議だ。

 しかし、そんなMRIも15分から30分かかるので慣れると居眠りできます。
posted by macwin at 22:16| 京都 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月25日

価値がない社説

 古いブログでも述べているが、私は新聞の記事の中で最も価値がないのは社説だと考えている。

 理由は以下の通りである。
・毎日新聞は通常の記事は記者の記名がある。しかし、社説は無記名が多く誰の意見か不明なことが多い。
・表題を見るだけで何が書かれているか分かってしまう。
・ほとんどの場合、内容的に新規性がなくありきたりの一般論が書かれているだけで無価値。
・一体、主張や要求を誰に対してしているのか分からない。ただの拡声器?

 時たま、ちゃんとした内容が書かれていることを期待して目を通すのだが、ほぼ間違いなく上記の4条件を満たしていて期待を裏切られてしまう。

 今回、毎日新聞12月22日の社説を読んだがやはり同様だったので、今回、マスコミの正常化を願って具体的に批判しておく。
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posted by macwin at 23:05| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月14日

某ERPパッケージとカンバン方式 〜問題点1〜

 3ヶ月ぐらい何も書かなかったが続きを書いてみよう。

 今回は某ERPパッケージのカンバンシステムについて触れてみよう。あまり詳しく書くとどのパッケージかバレバレになるので、相当知っている人にしか分からないように某ERPパッケージ固有と思われる用語を避けつつ書こうと思う。

 某ERPパッケージは外国製なのだが、カンバンシステムを実装していることが一つの売りである。そして、そのカンバンシステムの最大の売りは、

 MPS(基準生産計画)や需要予測を投入することでカンバン枚数を自動計算できる

というものである。一見、この機能は素晴らしい・・・と言うかこれぐらいあって当然だろう。製品構成(BOM)とカンバン情報があれば計算できるとても簡単なものだからだ。
 しかし、実はこの機能、中途半端な仕様であまり使えそうもない。

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posted by macwin at 23:07| 京都 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | IT・コンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

無断引用って・・・

13日水曜日の毎日新聞朝刊7面に

「イスラエルのパレスチナ占領政策 カーター氏『南アの人種隔離と同じ』」

という記事があった。
 内容は、カーター氏がイスラエルのパレスチナ占領政策を批判する本を出したが、元側近らが事実誤認と批判しており、地図の「無断引用」疑惑が出たり、ユダヤ票を意識する民主党も「党の見解ではない」と距離を置いているというもの。
 この記事で気になるのはマスコミの著作権についての理解の甘さである

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posted by macwin at 22:19| 京都 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評・評論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月26日

子供の喘息

 最近、子供の喘息をよく聞く。しかし、町医者にかかっている人はまともな治療というか投薬を受けていないことがままあるようだ。
 例えば、夜だけ喘息症状が出るのに、飲み薬のテオドールを処方するとかあるみたいだが、夜はテオドールの効果が無くなるから喘息症状が出ると推定される。こういう場合、ホクナリンテープというのを貼るとよく効くのだが、ひたすらテオドールを飲み続けてもどうなんだろうと思う。
 また、テオドールを取りあえず出すみたいなのもあるみたいだが、最近はテオドールは以前ほど使われなくなりつつある。なぜかはよく知らないが興奮するなどの副作用があるからかもしれない。
 喘息は発作を繰り返すと治りにくくなるので、咳だけでなく呼吸音に異音がある場合は、町医者だけでなく、セカンドオピニオンとして他の医者にもかかってみるとか、小児科のある大病院に一度行った方がいいかもしれない。
posted by macwin at 19:55| 京都 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月18日

ERPパッケージとカンバン方式 〜序文〜

 私は、勤務先でIE(Industrial engineering)屋として、生産改革(中身はPULL生産方式)の企画と推進、展開に従事してきた。そして展開に当たって、カンバン方式を統制するシステムが必要だったため、PULL生産方式の概念と自社の現場の実務プロセスから要求仕様を固めて、自社開発のカンバンシステムを起ち上げた。ちなみに今私はそれを毎日使う立場にある。

 そんな私の勤務先は現在、某ERPパッケージの導入を進めている。

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posted by macwin at 19:25| 京都 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | IT・コンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月12日

靖国問題

 靖国問題は、前のブログ(廃止されて今はない)で、いろいろ指摘してきたが、あまりにもひどいので改めて指摘します。
 
 まず、宗教法人で無くして特殊法人化するという麻生氏らの暴論。
これは、形式的に靖国神社が自主的に解散するようにと麻生氏は言っているが、形式をいかに整えようとも、内閣の大臣である彼が言った時点ですでに国家権力による宗教法人への介入であり、政教分離という憲法の理念を破っている。こんな単純な論理も分からない麻生氏は総理大臣の器ではないことが分かる。靖国神社側が宗教形式を堅持するという方針を内部で固めているのは当然だろう。
 次に言えることは、もうあきれてものも言えない気分だが、靖国神社を国営の特殊法人にするというのは、戦前回帰じゃないですか。日本国憲法の政教分離だけでなく、大戦の反省は無かったことにしようという考え方です。もっとも東京裁判を否定したいというところなのでそういうことだとも思えます。東京裁判の是非とか憲法の是非は別として、現時点では公式に受け入れているものなのだから、ひっくり返すなら公式にひっくり返す覚悟がいるわけです。しかし、それは戦後の平和主義は無かったことにするんですかね。
 あと、最後は分祀論。私はキリスト教なので神道の教義はよく知りませんが、神社側が分祀しても株分けにしかならず、A級戦犯が祭られなくなるわけではないと言っているのだから、要求内容自体が無意味。また、そもそも大臣が言った時点で、国による干渉なので政教分離に違反するわけです。

 と言うわけで、全く論点がずれているのが昨今の靖国論争でしょう。それと麻生氏は考え方がまともでないので総理大臣にするのは危険ですね。
posted by macwin at 18:33| 京都 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする