久しぶりに、愛読している毎日新聞の発信箱についてコメントしよう。
今日の発信箱は、豚インフルエンザの流行について、怖がりすぎないようにという主旨で
内容的にはもっともだと思う(ただ、いたずらに怖がらすのはいつも
マスコミであることは知っておいて欲しいと思う)。
しかし、今までも時々指摘しているが、言葉の
使い方が少々、適切ではない。
「正しく怖がる」としているが、「正しい」というのは、正しいかどうかの基準があって、基準に合うとき、正しいと言う。そのため、今回の豚インフルエンザの記事の場合、怖がり方の基準があるわけではないので、正しいという言葉を使うのはあまり適切ではない。
しかし「適切に怖がる」とか「適度に怖がる」というのも変だ。
というのは、そもそも「怖い」という感情表現に「適切」も何もないだろうし、結論にある「冷静に向き合う」という論理的な姿勢と怖いという感情は、マッチしないからだ。
よって、
タイトルとしてのインパクトはともかく、「冷静に向き合う」ぐらいかもしれない。
以上、内容についてではないが、
新聞記者はもっともっと言葉の意味、定義、使い方に神経を使って欲しい。
参考)以前の指摘
http://macwin.seesaa.net/article/118292266.html言葉では、今回ではないが、他にも昨今の
医療崩壊で良く出てくる救急における「受診拒否」。これだと
タクシーの乗車拒否みたいに好き嫌いで拒否している響きだが、実態は「受入不能」でしょう。医療の需給バランスが崩れていることが本質であって、倫理とか
システムとかそういう問題ではないはず。・・・これは余談でした。
posted by macwin at 15:59| 京都

|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
書評・評論
|

|