1.産む機械について
世間では女性蔑視だの言われているが私は違うと思う。私は女性だけでなく男性も例えば「働く機械」と思われている、つまり、男女を問わず国民を国力を増強する生産設備と見ていると見た方が適切と思う。
2.厚生大臣の適性について
上記から感情的な「産む機械」論と適正は別だろう。仮に人間機械論であっても厚生大臣として少子化対策を成功させる能力があれば適性はある。
しかし、柳沢厚生大臣はやはり不的確だろう。それは「産む機械」という発言ではなく「一人頭でがんばってもらうしかない」(つまり、無策を意味する)という発言による。そういう国民の努力ではなく社会の仕組みが悪いから少子化が進んでいるのであってそれを直すのがあんたの仕事だろう。と言う批判の方が当を得ているだろう。
3.マスコミの鈍感さ
上記のようにやれ女性差別だと的はずれは批判をしているマスコミ(+野党)であるが、筑紫哲也は2/7の多事争論で「産む機械」を批判しながら、番組中で子供を「つくる」と連発していた。子供が授かるものではなく人の意志で「つくる」ものなら女性は産む機械ということではないか。確かに昨今は子供は「つくるもの」と言う表現が大勢となっているが、この言葉自体が、人間=人間製造機械を意味している。
このように批判しながら自ら人間機械論に立っている自己矛盾に気が付かないのは見ていて悲しいものがある。
子供は天(神さま)からの授かりものであるという世界観を失うのは、結局、経済合理性で命を見ることであり、今はそういう世界観となっている。だから、柳沢厚生大臣の発言は不注意であるのは確かだが、彼を批判する人たちも結局は「子供をつくる」と言う言葉を使って自己矛盾していないか振り返って欲しいと思う。

