2004年10月11日

[政治・社会] 北朝鮮化する社会

 阪神・淡路大震災の野島断層を展示する震災記念公園が、公園内で募金活動許可を求めた団体に対し「国旗、国歌に反対する団体には貸せない」と、施設の使用を拒否していたらしい。

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/1007ke52060.html

 詳細な実態は不明だが、運営する第三セクター社長を兼ねる町の助役は

「詳細は知らなかったが、公的施設での拒否はおかしい。今後は使ってもらえるように指導した。」

とコメントしたらしいが、この助役の考え方は適切である。

 日本は憲法によって思想信条の自由が保障されている。よって、個人や民間団体の思想信条が国の政策や方針と違うことは認められている。それが認められず罰則を受けたり権利を制限されるのは、現代では北朝鮮のような全体主義の国家や、秘密警察が暗躍する共産主義社会だけである。よって、一見、第三セクターの考え方も筋が通っているようにも見えるかもしれないがよく注意する必要がある。

 これに類似する例は、以前、イラクで人質になった人たちの政府の扱いである。税金を使わず自腹で救援活動をしていた彼らは国と考え方が違ったかもしれないが、政府は彼らの思想信条に寄らず、救出するのが義務だからだ。国の考えと違うから、飛行機代を自己負担せよなどは、彼らの安全という基本的人権を侵害している。

 国や公的機関と考え方が違うことを認めない社会というのは、極めて恐ろしい世界であることに注意しよう。



posted by macwin at 19:42| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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