2004年02月20日

[お仕事と問題解決] 島崎敏郎家の光熱費削減

 2/18に「あったか生活!秘伝!カテイの魔法」という番組で島崎敏郎家の光熱費を削減すると言うものがあった。何でもこの家の光熱費は毎月7万円以上で、奥様は無駄遣いする夫に困っていたらしい。

 そして、ファイナンシャルプランナーは、この問題解決に当たって根本的かつ効果的な方策を取った。それは、夫の小遣いを10万円に上げる代りに光熱費を夫の小遣いで賄う事にしたのだ。と言うわけで島崎氏は一変。それまで関心が無かった光熱費削減の方法をファイナンシャルプランナーに聞いて一生懸命削減しはじめ、光熱費は5万円まで下がったので島崎氏は得した小遣いで子供の自転車を買ったと言う。

 これは、いわゆる問題の所有者という概念にのっとった解決方法である。元々光熱費がかさむと言う問題は奥様の問題で島崎氏の問題ではなかった。よって、当然、奥様が口やかましく言ってもほとんど効果は上がらない。しかし、光熱費を島崎氏負担として削減メリットを本人に返すということで問題の所有者を、問題の発生者と一致させたわけである。

 そして、こういうときけち臭く削減分は返せとか言うと全然だめだ。しかし、問題の所有者が改善の受益者になるので改善が進み、結局島崎氏は増えた小遣いを自分でなく家族に還元し、今まで電気屋などに払っていた島崎家の富の流出をなくせたのである。

 いきなり節約ノウハウに走らなかった、このファイナンシャルプランナーは問題解決の定石を知っていると言える。そして、賢い経営とはこういうことなのだと思う。つまらない経営者はこういう時、ペナルティを夫に与えるなどして徹底的に夫の無駄遣いを規制する方策に出るが、そういう方法は効果が出にくいだけでなく、みんなが不幸な気持ちになってしまい、長続きしないものだ。

 今回の番組は、単なるけち臭い根性だけではかえって成果が出ないという好例であろう。


posted by macwin at 12:32| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事と問題解決 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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