2011年04月23日

カンバン方式と災害

今日の毎日新聞7面に、トヨタについての報道

「部品供給『先読めない』」

という記事があり、

「在庫を持たない・・・カンバン方式の弱点を突かれた」

「裏目に出た」

とあるが、完全に間違ってる。

現状を回避するほど、在庫を持つという事は数ヶ月分持つ事になり、普通の会社でもあり得ないし、どんな会社でも潰れてしまうからだ。

家庭で言うなら、冷蔵庫を10台とか持って、一ヶ月分の食料をいつも持てというようなものだ。

今回の真の原因は

「キーパーツは特定の会社でしか造れない」

と言うことだ。

しかし、対策は難しい。

キーパーツだからこそ代替がきかないわけだし、キーパーツなしの製品は競争力がない。
パソコンみたいになる。

だからやれる事は、リスクヘッジとして、調達先を分散する事があるが、コストが上がるし、品質管理がしにくくなる。

トヨタは3次取引先まで把握してるらしいが、それはすごいと思う。普通、2次まで見れたら、上出来ではないか?

記者は素人だから仕方ないとも言えるが、やはりもっと勉強して欲しいし、上記の在庫の事ぐらい考えたら分かるだろうと思う。

ちなみに、カンバン方式はトヨタにとってもコスト改善の「手段」に過ぎない。

また、日本の多くの製造業に広く取り入れられている。
posted by macwin at 10:12| 京都 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | ビジネスと経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。初のコメントです。
今回の震災により日本の企業は部品調達難におちいり操業がストップする事態まで行きました。さらに海外まで。私が特に懸念している事は、今後企業が部品を現地調達による海外に移転や西日本での代替生産拡大で東北の失業率が悪化する事です。東北では企業が被災し失業者が大勢居ますので、今後どこまで東北の経済を上向きに出来るかを注意して見て行きたいと思います。
Posted by hohohofund at 2011年05月01日 12:27
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