2006年07月26日

世論誘導しているマスコミ

 先日、自民党の武部幹事長が、自民党総裁選について、
・麻垣康三などと騒ぎ立てるのは他の候補者に失礼だ。
・総裁選は人気投票ではない。
とマスコミを批判していた。

 武部氏はよく無茶苦茶なことを言うのだが、本心は別として今回の発言は全く賛成できる。

 大分前に出馬の意欲を見せた、河野太郎氏のことなどマスコミは報じているか?
安倍氏人気などと言うが、安倍氏有利という単なる国民のイメージ調査等を大々的に報道するからますます拍車がかかっているだけだ。一般に認知度が上がるほど人気が出るのは当たり前だから、マスコミが安倍氏を推しているようなものだ。福田氏についてもそうである。福田氏自身は一度も出馬を表明していないが、やれ反小泉勢力が福田氏を支持だとか報道しまくるから福田氏の国民イメージがあがり、結局、改めて不出馬表明をすることに繋がっている。
 
 確かに最大与党の総裁選ということで、社会党の党首選より重きを置くのは妥当性があるが、それでもたかが政党の党首選である。トヨタの社長が誰になるかを熱心に報道するだろうか? 国民にとってトヨタの社長が誰かなどどうでもよく、自動車業界全体でちゃんとした車が売られれば良いだけだ。それと同様に国民にとって大事なのは、

 誰が首相になってどのような政策が実行されるか

である。であれば、総裁選が事実上核になるのは事実だが、民主党の小沢氏、より客観性を求めるなら、同じ与党の神崎氏や、野党の社会党、共産党も含めた各党首も並べて、誰が首相になるとどういう政策が実行されるかを比較するのが、「公共性」あるマスコミだろう。

 今の状態は、単に自民党内の政争のしょうもない細々とした情報を垂れ流しているだけで、報道しているとは認めがたい。

 マスコミは自分たちが世論誘導していることを自覚して自制し、客観的な報道をすべきだ。政治を劇場化しているのは小泉首相ではない。役者がいても劇場がなければ劇はできない、つまり小泉首相を批判しているマスコミ自身の責任なのだ。


posted by macwin at 07:49| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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