2006年08月12日

靖国問題

 靖国問題は、前のブログ(廃止されて今はない)で、いろいろ指摘してきたが、あまりにもひどいので改めて指摘します。
 
 まず、宗教法人で無くして特殊法人化するという麻生氏らの暴論。
これは、形式的に靖国神社が自主的に解散するようにと麻生氏は言っているが、形式をいかに整えようとも、内閣の大臣である彼が言った時点ですでに国家権力による宗教法人への介入であり、政教分離という憲法の理念を破っている。こんな単純な論理も分からない麻生氏は総理大臣の器ではないことが分かる。靖国神社側が宗教形式を堅持するという方針を内部で固めているのは当然だろう。
 次に言えることは、もうあきれてものも言えない気分だが、靖国神社を国営の特殊法人にするというのは、戦前回帰じゃないですか。日本国憲法の政教分離だけでなく、大戦の反省は無かったことにしようという考え方です。もっとも東京裁判を否定したいというところなのでそういうことだとも思えます。東京裁判の是非とか憲法の是非は別として、現時点では公式に受け入れているものなのだから、ひっくり返すなら公式にひっくり返す覚悟がいるわけです。しかし、それは戦後の平和主義は無かったことにするんですかね。
 あと、最後は分祀論。私はキリスト教なので神道の教義はよく知りませんが、神社側が分祀しても株分けにしかならず、A級戦犯が祭られなくなるわけではないと言っているのだから、要求内容自体が無意味。また、そもそも大臣が言った時点で、国による干渉なので政教分離に違反するわけです。

 と言うわけで、全く論点がずれているのが昨今の靖国論争でしょう。それと麻生氏は考え方がまともでないので総理大臣にするのは危険ですね。


posted by macwin at 18:33| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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