日経平均は、2/14に下げ基調となり、23500円ぐらいまで下げた。
中国企業は、徐々に再稼動し始めている模様だが、在宅勤務可能なオフィスワークはともかく、今のところ部分的な操業に留まっているところが多そうだ。
「新型肺炎が大きく拡大しなければ」
月末には8割程度の中国現地企業は稼動するのではないか。しかし、相変わらず物流は大幅に停滞している模様で、特に製造業は、部品が届かない、製造しても出荷できない状況が3月以降も続く公算が高い。
つまり、やはり今のところ、現地企業の2、3月の業績はかなり落ちるであろう。
後は、世界各地の企業がどれぐらいその影響を受けるかだが、中国製の部品は相当あり、iPhoneなども概ね中国で生産されているので、製造業への影響は少なくないだろう。
そう考えると、直近の国内各社の決算数値はかんばしくない中、さらに3月決算の各社の決算は悪化することが見込まれるので、私は日経平均は今後、相当下げてくると見ている。